第1学年アイヌ文化学習案<生活科>


【関連単元名】「いきものとともだち」--「むかしのあそびをしろう」--「アイヌのあそびをしよう」(2時間+予備1)
       「とってもだいすき」--「むかしのあそびをしろう」--「アイヌのあそびをしよう」(2時間)
体験学習のねらい
 昔話や昔の遊び、歌と踊りなどの体験を通して、アイヌの存在に触れる。

体験学習の時期
 
・「アイヌの遊び、歌、踊り、お話」(6〜7月)(12月)地域の講師を招聘する。

時数

学習の内容

素材の準備

留意点

体験学習の流れ

学習形態

素材名
人材名

入手方法
連絡方法

参考資料

1時間目
(2時間目
・・予備)

アイヌのお話、歌、(踊り)
・アイヌのお話(ウウェペケレ、カムイユカ
など)を聞く。
・アイヌの歌を歌う。

(予備)
・アイヌの踊りを見たり、一緒にやってみる。

各学級

お話(紙芝居、絵本とCD)

歌と踊り
ウタリ協会様似民族文化保存部会
バッタリイウタウポポ

町立様似図書館(6−4181)
ウタリ協会様似民族文化保存部会熊谷カネ氏(6−5656)に問い合わせ

お話
萱野茂、更科源蔵、中本ムツ子などの作品から
千歳の絵本『カムイユカ

平取の紙芝居
踊り
「様似アイヌ言語文化研究所」(ホームページ)
『平成3年度アイヌ古式舞踊調査報告書』(北海道教育委員会)

ウウェペケレ、カムイユカは西部のアイヌの口承文芸である。

3時間目

アイヌのお話、歌、遊び
・歌を歌ったり、お話を聞く。
・説明
・遊びをする。

各学級

弓矢、貝下駄、輪突き等・・・遊びに関する教材、資料

ウタリ協会様似民族文化保存部会熊谷カネ氏(6−5656)
ホッキ貝は生協・漁協・寿司屋に依頼。

『アイヌの民具』
『アイヌ民族誌』

毎年行われるものであれば、学校か協会に遊び道具をストックしておく。郷土館の展示としても利用可。

4時間目

アイヌの模様を描いて遊ぶ。
・模様についての説明
・模様を描く練習
 (紙、黒板、箱砂など)
・着物の形に切った画用紙などに模様をつけるか、あるいはマタンプ
(鉢巻き)づくり。

各学級

様似民族文化保存部会
教材
練習器具(文様プリント、黒板、箱砂など)
マタンプシ用強化和紙、着物の型紙

ウタリ協会様似民族文化保存部会熊谷カネ氏(6−5656)

文様の資料は保存部会より提供してもらう。

 

5時間目

アイヌの歌とお話と踊りを聞く。
・トゥイタ
、イフンケ等を途中までを歌として聞く。
・習った歌を一緒に歌う。
・質問をする。
・アイヌの踊りを見て、一緒にやってみる。

各学級

様似民族文化保存部会

ウタリ協会様似民族文化保存部会熊谷カネ氏(6−5656)

 

トゥイタとは節とリフレインのある口承文芸。
イフンケとは子守歌のこと。
ともに地元様似の口承文芸。