バックナンバー


第1回(99.1.21)

え〜「今日の常識」へようこそ。
ここでは世間一般でいう「常識」を取り上げ、果たしてそれが本当に常識として通用するのかを検討するコラムです。検討および結論を出すのは「常識ある大人」である私、あつよです。どうぞよろしくお願いします。
では今日はこの辺で。次回をお楽しみに。(あ〜疲れた疲れた)


第2回(99.1.25)

え〜皆様こんにちは。今日の常識へようこそ。
さて、今日は本題に入る前に「常識」とは一体何か、について少々お話しいたしましょう。
辞書をひいてみますと「広く世間一般の人が共通に持っている知識や判断力」とありました。
例を挙げてみましょう。比較的新しい常識ですが、

「羽賀研二のナニは17センチ」

というのは皆さんすでにご存じでいらっしゃいますね。さてこういった常識が・・・え?

何?17センチなんて非常識だろう?いえ、おとーさん、そうじゃなくて・・・ え?

17センチとはどの状態の時か?

さあ、常識で考えるとやっぱり・・・や、やだなあ、おかーさん、もう、エッチなんだから!そういう事を今言わないでくださ・・・ はぁ?

誰が測ったのか?
知るもんですか、そんなの。どうせアンナ以外の女性なんでしょうけど・・・じゃなくて!

話が進まないでしょう!で・す・か・ら!・・・はいぃ?

・・・ 初耳だった?

・・・ 皆さん?

・・・・・・・・・あれぇ????

そ、それでは今日はこの辺で。次回をお楽しみに。定規はきちんと片付けましょう。


第3回(99.2.2)

え〜皆様こんにちは。今日の常識へようこそ。
さて前回は本題に入るつもりが、ちょっとしたアクシデントで入り損ねてしまいました。今日こそは本題に入ろうと思いますが、その前に前回の内容についていくつかご質問をいただいたので、それにお答えしたいと思います。

「17センチだとなにかいいことがあるんですか。」(S・Yさん。10才。小学生)

そうですね。きみにはまだわからないかもしれないけれど、17センチだと、ばく大なしゃっ金があっても、くるまの中に大金をおきっぱなしにするような大バカやろうでも、きれいなおねえさんがかいがいしくめんどうをみてくれる、というようないいことがあります。でもきみはまずお母さんのおてつだいをしたり、勉強をしっかりすることがだいじだね。がんばりましょう。

「ぼくは12センチなのですが、結婚できるでしょうか。」(A・Wさん。25才。公務員)

えー私も過去にそうたくさんサンプリングしてきた訳ではないので、「12センチ」がどういう意味を持つのか少々分かりかねますが、この方はおそらく「自分は小さい」と思い込んでいらっしゃるようですね。一説によれば「日本人男性の平均は13センチ」だそうですので、全く問題ないでしょう。むしろ結婚とナニの大きさを結び付けるその超短絡的思考回路をなんとかするのが先決だと思います。

「あつよさんのご主人は何センチなんですか。」(T・Kさん。42才。主婦)


それでは今日はこの辺で。次回をお楽しみに。


第4回(99.2.8)

 え〜皆様こんにちは。今日のちん・・・常識へようこそ。
さて前回もまた本題に入れなかったので、 今日こそは本題に入らねばと思いますが、その前に驚愕の新事実が浮上したので皆様に至急お知らせしたいと思います。

 数日前にとある主婦の方からメールをいただいたのですが、それによりますと、な、なんと!

「羽賀研二のナニは22センチ」

だというのです。いえ、ご本人が直接目撃された訳ではないのですが、以前週刊誌にそう書いてあったと。その方によれば「本誌の横幅が21センチ」とご親切に目安まで書かれていたそうですから、絶対に記憶違いではないとの事です。
 しかし私の情報「17センチ」もその文献(文献?)を読んだ時に、私の親指と人差し指を目一杯広げた幅がちょうど17センチなので、「ほほう、これはナカナカ・・・」とその状態の手をしばし見つめ、「これがこのように・・・」とそのまま自分の股間にもっていって、再度「おおぅ!」と感嘆の声を挙げた(ナニやってんだ)のをはっきりと覚えているので、絶対に記憶違いではありません。
 さてこの食い違った2つの情報はナニを意味するのか。
そう、もうお分かりですね。羽賀研二氏(いきなり”氏”)のイチモツは、

「平常時は17センチ。非常時は22センチ。」

・・・・・・・・・ゴクッッ・・・

ということらしいです。こ、これはもはや、2人分・・・・・・・・・え?いえ、ですからあくまで一般論ですってば。ほら、前回の・・・あっっっっ、こっち見ながらヒソヒソ話はやめてください!「ウチのダンナ2人分」なんて誰も・・・・・・あわわわ、むぐっ!

・・・え〜また時間がなくなってしまいました。どうしてこう人間というのは下ネタが好きなのでしょうか。え?あつよさんだけ?スキモノ??異常???欲求不満????

・・・さて、いいかげんに次回こそは本題に入りましょうね、皆さん!(皆さん?)
まずは「人間は自分のことを棚に上げる生き物である」という常識を取り上げてみたいと思います。お楽しみに。


第5回(99.2.16)

 え〜皆様こんにちは。今日の常識へようこそ。
 前回までははからずも下劣きわまりない話題に終始してしまい、「イチモツマニア」なるキョーレツな異名まで頂戴してしまいましたが、今回からは心機一転、教養あふれるコーナーを目指して汚名を返上したいと思います。

 さて、フレッシュな気持ちで臨みます今回のテーマには、前回予告いたしました通り、

「人間は自分のことを棚に上げる生き物である」

という常識を取り上げてみたいと思います。「自分のことを棚に上げる」、英語で言うところの「Go up myself to TANA」です(違います)ね。
自分も同様のことをしているにもかかわらず、他人の欠点や失敗などを手厳しく批判する、という意味です。実例を挙げて考えてみましょう。


「梅宮辰夫」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あれ?

心機一転するつもりがなぜか思いっきり「続き」になってしまいました。
おかしいなあ?これってなにかの呪いなのかなあ?

 いや、しかし今回のテーマにはやはりこの人しかいないでしょう。
あまりの偶然に背筋が凍る思いです(・・・・・・)が、気丈に続けますので全身虚脱状態に陥ってないで次回をきちんとお楽しみにするように。では今日はこの変で。

追伸
だから「半分」じゃないってば。「半分」。


第6回(99.2.24)

 皆様こんにちは。今日の常識へようこそ。
 さて前回、残念ながら心機一転しそこなった感は否めませんが、とりあえず下ネタからは脱却できたようなので、まあよしとしましょう。
 前回取り上げたテーマは「人間は自分のことを棚に上げる生き物である」というものですが、その実例としてある人物を挙げさせていただきました。

「梅宮辰夫」

 彼は今でこそエプロン付けて漬物漬けたりコロッケ揚げたりしている「よいおじさん」ですが、昔はどういう男であったか、これはもう皆さんご存じでいらっしゃいますね。
 そう、「夜の鉄人」「夜の首位打者」「夜の大魔神」「夜のアブクマポーロ」「夜の征夷大将軍」「夜のみのもんた」(?)「夜の二子山部屋」(??)「夜のシューマッハ」(早そう)「夜の小渕恵三」(弱そう)「夜の鈴木その子」(すげえ怖い)などなど、こういうのは古館伊知郎が異常なほど得意ですが、とにかくあまたある「夜のナントカ」の中でも最高位である、

「夜の帝王」(←エコーかけて下さい)

の名を欲しいままにしていたそりゃあもうモノスッッッゴイ遊び人だったのです。
 「俺は素人には決して手を出さなかった」なんてえらそうに言ってましたが、それにしたって「ヤリまくりまくりまくりまくり一日休んでまたヤリまくり」だったに違いありません、そ・れ・な・の・に!
 娘のカレシであるヤツのことを語彙を駆使してあれこれと批判する姿は、これぞ「奥義、棚上げの術」、英語でいうところの「Magic of go up to TANA」です(違います)ね。しかもこの場合すでに「免許皆伝」の域に達していると言えます。

 実際、娘の父親にはこの奥義を使う人が非常に多いようです。自分だってしょっ中女房泣かせてたくせに、娘のダンナが同じ事するともう怒る語る脅す威張る罵倒する。その横で、飽きれ顔で座っている古女房も、うなだれて唇をかみしめている、嫁さんから父親の過去のご乱行をすでに聞かされているムコ殿も、内心は大声でこう叫んでいることでしょう。

「あんたにダケは言われたないワイ!」

 そう、このフレーズが日々の生活で使われる頻度を考えると、

「人間は自分のことを棚に上げる生き物である」

という言葉は、結論として確かに「常識」であると言えましょう。
あらためて考えてみると「おめーに言われたかねーよ」と思うこと、逆に思われること、実はすごく多いですもんね。

 しかし、ま、梅宮氏の場合に限っては同情できる要素も非常に多いのも確かです。
だってほら、試しにお父さん方、想像してみてくださいな。
自分のかわいい娘が22センチの巨根に・・・・・・・・・



うわああぁぁぁ、呪いが、呪いがぁぁぁ。


第7回(99.3.3)

 皆様こんにちは。今日の常識へようこそ。「イチモツマニア」のあつよです。(←開き直った)
さてさて、なんとまぁ、話題にしていた例のカップル、破局しちまいました。このコーナーを読まれていた男性の方々は、このニュースにまず例外なく、

「ぐわ〜はっはっは、ざまあみやがれってんだ!!」

と不自然なまでの高笑いを轟かせて必要以上に大喜びされたことと思います。しかし、女に捨てられてしょんぼりしているからといって22センチが13センチに縮むわけではありませんね。(何が言いたい)

 さて、どう見てもアンナ自身の成長のために踏み台にされてしまった羽賀くん(かわいそうなので”くん”づけ)ですが、どうやらいまだに未練タラタラらしいですね。お互い芸能人なので 彼がストーカー化する心配はまずないでしょうが、石井苗子氏の例を挙げるまでもなく、こと恋愛に関しては、

「女より男の方が未練がましい」

というのが常識としてまかり通っています。
 そう、たとえば逆に男性が女性を捨てたとします。捨てられた女性がいつまでもその男性を追い回す、というのは、勘違い年代(10代)の少女や精神の構造自体が普通の人と違う女性を除けば、まずそれほどないことだと思います。女友達に事の成り行きを洗いざらいぶちまけ、わーっと泣いて、意外なほどあっさりと諦めるのが普通でしょう。失恋から立ち直るまでの期間も男性にくらべ非常に短い。これはなぜでしょうか。

 それは女性の場合、生殖可能な期間が非常に限られているからです。目いっぱい頑張って25年、結婚年齢の上がった現代では実質15年しかありません。いつまでも一人の男に執着していては、繁殖しそこなってしまう。たとえ意識に上らずとも、「殖えなければイケナイ」という遺伝子からの指令にはそうそう抗えるものではないはずです。現に子供を持たない主義の女性でも、30代後半になると、
「ああ、子供を産みたい」
と、それはそれは強烈な欲求を覚えるそうです。遺伝子が
「そろそろタイムリミットですよ〜〜?いいんですか〜〜?」
という信号を出しているんだそうですね。

 そう考えると、男性側は余裕があります。相手さえいれば70歳でも子供を作れる。好きなだけ前の彼女のことを想っていられます。遺伝子も何も言いません。
しかも20世紀終わりのここへ来て「バイアグラ」が登場し、男性の生殖可能年齢はさらに上がりました。

 そう、彼女に捨てられた男性はもう余裕で2、3年はメソメソイジイジしていられます。羽賀くんにもここはひとつ、伝家の宝刀が持ち腐れようともぜひ1年はみっともなく未練を引きずっていただきたい。また、彼女いない歴の長〜い男性の方々も、ぜひ安心して記録を伸ばしていただきたい。大丈夫、あせることはありません。「バイアグラ」があるじゃないですか。相手さえいればね。はははは。

「バイアグラ 落ち込む期間も 倍あぐら」

 おそまつ。 それでは、次回をお楽しみに。

 あ、そうそう、いくら余裕があるからといって、ゆっくりとストーキングを楽しむ、というのはやめましょう。「ストーカー」のレッテルを貼られたらそれこそ相手がいなくなりますからね。


第8回(99.3.14)

 皆様こんにちは。今日の常識へようこそ。
実は先週義妹の結婚式があり、群馬のダンナの実家へ里帰りしておりました。北海道へ戻ってきてから生活のペースを戻すのに少々時間がかかり、更新が遅れましたことをお詫びいたします。

 それにしても、私はいまだかつてあれほどまで美しい花嫁を見たことがありませんでした。もともと義妹は華やかな顔立ちをしているのですが、そういう人の「一生のうちで最も美しい瞬間」はさすがに迫力でありました。前々から感じていましたが、顔の小さい正統派美人は案外と花嫁としては映えなかったりします。こういう言い方もナンですが、義妹は顔にある程度の面積があるためボリュームある花嫁衣装に負けることなく、大変に見応えのある花嫁姿を披露してくれました。眼福とはこういうことをいうのでしょう。いや、イイモン見してもらいましたワイ。

 さてそういう訳で、今回は結婚式ネタをひとつ。

「愛は4年で醒める」

・・・なんかいきなり縁起でもない言葉で新婚の義妹には申し訳ないのですが、私は結婚式に出る度にこの説を思い出します。ご存じの方も多いと思いますが、

「恋愛中の人間にはある種のホルモンのアンバランス状態が観察されるが、恒久的に続くものではなく、ほぼ4年で終わる」

んだそうです。ですから、教会で誓う「死が二人を分かつまで変わらぬ愛」というのは存在しないわけですね。まあ敢えて不可能を誓ってみる、というところに意義があるのかも知れませんが。

 折しも本日(3/14)は我々夫婦の結婚記念日なのです。7回目です。もうとっくに愛は醒めている計算になりますが、さて、実際はどうでしょうか。

 はっきり言えば、恋愛感情などという甘ったるいものはもうないです。全く。しかし代わりに妙な連帯感と言うか信頼というか、そんな感じのものがいつの間にか芽生え、育っているように思います。これを「愛」と表現するのかどうかはちょっと迷うところですが、おそらく多くの夫婦がこういう過程を経て長い結婚生活をまっとうしていくのではないでしょうか。

 これから結婚する若い方は、「今感じている恋愛感情はじきに醒める」ということを頭に入れ、その相手と信頼関係を築いていけるかどうか、充分に考え・・・・・・てたら結婚なんてできませんね。

「結婚はイキオイである」

これも常識です。出来るうちにしておきましょう。一度は。
それでは今日はこのへんで。次回をお楽しみに。


第9回(99.3.23)

 皆様こんにちは。今日の常識へようこそ。
 いや〜忙しいの忙しくないのって・・・忙しんだようっ!!
と、まずは更新が遅れがちなことへの言い訳など。しかし古くからATSUYO’S HPをごひいきにして下さってる方は分かっていてくださるのでしょうが、「私にしては」非常に、異常なくらい、世紀末的に、どうしちゃったのぉ?というくらいがんばっております。「週1ペース」のはずが段々と「10日にいっぺん」になってきてますが、そんなささいなことは気にせず、今日もぐりぐり常識を追及してみることにいたしましょう。

 さて私、ここ2、3年ずっと気になっていた「コンタクトレンズの新調」をこのたびようやく実行いたしました。使い方にもよりますが、大体ハードレンズの寿命は3〜4年がせいぜいだそうです。しかし私は実に8年もの長きに渡り同じレンズを使っておりました。ここんとこずっと妊娠しちゃ〜産み〜妊娠しちゃ〜産み〜していたもので。メニ○ン札幌で目の検査の最中に、
「8年も使えました」と胸を張って言ったら
「それは、使えた、ではなく、”使った”、(←ものすごく強調された)というべきですね」
とあからさまに軽蔑した口調で言われてしまいました。くやしかったのでその後の視力検査ではこれみよがしに大きな声を張り上げて
い!
とか
右ななめ上!
とか
めーません!
とか言って正義の鉄鎚を下してやりました(?)が、確かにもうここ2年くらいはレンズがすぐに曇ったり、眼が充血したり、非常に不愉快ではありました。しかし子育て中はどうしても自分のことは後回しになってしまうんですね。こうして体を壊すお母さんも多いわけです。気をつけましょう。

 ところで、皆さんは

「コンタクトレンズは無害である」

と思ってらっしゃいませんか?
私はコンタクト歴20年のベテランですが、今までずっとそう信じておりました。
ところが今回角膜(瞳の表面にある透明な膜)の検査をしたところ、

「角膜の損傷程度はぎりぎり『軽い部類』ですね。」 

・・・・・・へ?
ソンショウテイド?
カルイブルイ?
私の角膜、どうにかなっちゃってるワケ?

まさに寝耳に水。ポカンとしていたら眼科医が、

「コンタクトレンズも無害というわけではないですからね」

が〜〜〜ん!
角膜の細胞写真をみせてもらうと、正常な細胞に混ざって膨化した細胞がちらりほらり。
どが〜〜〜ん!
あまり角膜の損傷が進むとコンタクトレンズを使えなくなるそうです。ま、そこまでひどくなる人はまれだそうですが。

うぞ。
し、知らなかった・・・。
知らないで、8年も同じレンズを使ってしまった・・・ 。

(おそるおそる)・・・皆さん・・・ご存じでしたぁ?
・・・え?
・・・すでに常識?
・・・そ、そうですか・・・。

「コンタクトレンズは眼にワルイ」

ま、これに懲りて(すぐ忘れっけど)以後は気をつけようと思っております。
それでは今日はこのへんで。次回をお楽しみに。


第10回(99.4.1)

 皆様こんにちは。今日の常識へようこそ。
いただきました、地域振興券8万円分。ずっしりと重い封筒を開けながら、私とダンナは、

「こりゃあ確かに不公平だよなあ、もらえない人が文句言うワケだ、はっはっは」

と行政を批判(?)するヤーラシイ夫婦となっておりました。まあもちろんウチとしてはこれっぽっちも文句なんかございませんが。

 さて今回は一般にはあまり知られていない「常識」について書いてみましょう。
一般に知られていないのに「常識」とはこれいかに。実はそれが「子供を4人以上産んだ女性」にとっての常識であり、さらに体験した本人がそれをすぐに忘れてしまうからです。

「4人目を産んだ直後の女性」は「共通したある幻覚」を見る場合がある。

ほとんどの方が初耳でしょう。男性の方は興味ないかも知れませんが、ここは最後まで絶対に読んで下さい。

 さて、なぜ4人目なのか。それは女性の体には「何人子供を産んだか」を記憶する仕組が備わっていることに起因します。出産直後、脳内麻薬である「βーエンドルフィン」が大量に分泌されるのはご存じの方も多いでしょう。これによって出産直後は体がふわっと浮き上がるような、なんともいえない感覚を味わえるのですが、この物質の放出量は子供をひとり産む毎に増え、個人差はあるものの、たいていは4人目になると飛躍的に増加するらしいのです。
と、こういったメカニズムにより幻覚が生じるわけですが、そのイメージがなぜ共通しているのかについては、原始脳に刷り込まれている人類の根源的な記憶が呼び起こされているらしい、という説が有力だそうです。すぐに忘れてしまうのも、睡眠時に見る夢と同様、無意識下の情報であるためだと考えられています。
私はラッキーなことにこの幻覚を体験でき、さらにそれを覚えている貴重な一人なのですが、では一体何が見えるのか。びっくりされる方も多いでしょうが、なんと、

「肩越しにこちらを振り返るティラノザウルス」

が鮮明に見えるのです。人類の祖先はよっぽどこの恐竜が怖かったのでしょう。




うそです。コ難しい専門用語を並べたてた、非常にタチの悪い4月バカですね。ごめんなさい。


第11回(99.4.11)

 皆様こんにちは。今日の常識へようこそ。
北海道にもようやく春がやってきました。こちらは冬が長く厳しい分、春が来るとこりゃまた実に嬉しい。私は春を確認するために、毎年秋にはひと手間かけて庭にチューリップの球根を植えます。今年もきっちり冬を越し、たくましい芽を出してくれました。今回はちょっと変わったチューリップを植えてみたので開花が楽しみです。

 もともと土いじりは好きで、広い庭のある北海道に来てからは毎年花を植えたり、野菜を作ったりしております。子供が増えるに従って、その分作物に手をかけられなくなるため規模は縮小の一途をたどっておりますが、試行錯誤を繰り返しながら7年も続けてみると、素人ながらに作物を育てるコツというものがいくつかあることに気付きます。その中でも目からウロコだったのは、

「手をかけすぎない方がよい」

ということです。土作りをしっかりとしていれば、作物は勝手に育ち、勝手に実をつけます。もちろんその土地に合った、じょうぶな品種を育てるということが前提ですが、手をかけすぎるなら植えっぱなしのほうがずっとマシなようです。

 私はこれを子育てにも応用し、

「手をかけすぎるなら、産みっぱなしのほうがマシ」

という確固たる信念を持って子供を野放図に育てています。

 私はこのように「適切に手をかける」という最良の、しかし非常に難しい方法に気付いていないフリをし、自分のほったらかし育児に対する一見非常に説得力のある言い訳まで用意した、「のびのびと」という言葉を拡大解釈して確信犯的に放任育児を遂行している「クセ母」なのです。実際ウチの子供らは「母親に育てられている」というより「勝手に育っている」という表現の方がぴったりきます。ゴハンだけは土作りと同様、基本なのでそれなりにきちんと作っておりますが。ビール飲みながらですけれど。

 さて、わが家の子供たちはこのようなクセ母の下、自力できちんと育ち、実りの秋を迎えることがはたしてできるのでしょうか。まーひとりくらいはグレるだろうととりあえず心の準備はしておりますが、そもそも育児の結果というのはものすごく後になってから出るところが怖いわけですね。

それでは今日はこのへんで。次回をお楽しみに。


第12回(99.4.20)

 皆様こんにちは。今日の常識へようこそ。
今年はついに念願のビニールハウスを建てることにいたしました。あかんぼの昼寝中に少しずつ作っておりますが、土木作業というものも意外に楽しいものでして。これでさらに収穫量がアップすること受け合いです。
 しかし実は「野菜作り」は建て前で、「ちょっと風の冷たい日でも外で炭火焼き肉」をしたいのが本音だったりします。わが家は高台にあるため風通しが非常に良く、日射しが強くて絶好のビール日和なのに風が止まなくて焼き肉断念、という日が結構あるもので。ハウス完成の暁には、早速炭火の焼き鳥でビール・・・・・・どっくんどっくん(←唾液分泌音)。

 さて今回の常識は前回に引き続き「野菜作りに学ぶ子育ての知恵」をもういっちょ、いってみましょう。
 花でも野菜でも、種を蒔く時は必ず「一箇所に何粒かずつ」蒔きますね。さてこれはなぜでしょうか?発芽しない種があるから?もちろんそれもありますが、発芽した植物の成長を観察していると、

「込み合っている所の方がよく育つ」

ということに気付きます。同じ場所で発芽した植物は互いに助け合って育とう育とうとする、そういう力が働くのだそうです。ですから離れた場所にぽつん、と発芽したヤツはそのあたりの養分をひとりじめできるにもかかわらず、どうしてもひょろひょろとヒネてしまいます。

 私はこれを子育てにも応用し、

「なるべく多くの人間の中で育てたほうがよく育つ」

という確固たる信念を持って子供を早くから保育所に入れています。


 ・・・・・・なに?言い訳はもういいから、子供が保育所に行ってる間に少しは掃除しろ?はあ、ゴモットモなゴイケンで。確かにウチはホコリだらけで長女もダニアレルギーだし。しかしきちんと生活することに追われて生きる楽しみを見失ってしまったり、小事に囚われ過ぎて物事の本質を見逃してしまったりといった、本末転倒的な過ちをなにより恐れる私としてはむしろこのように考えたいと思うのです。

「人生には掃除よりも大切なものがある」

掃除なんかするヒマがあったら、早いとこビニールハウス作ってビールビールっ。
あ、もちろんホームページの更新もね。

それでは「今日のへ理屈」はこの辺で。次回をお楽しみに。


第13回(99.5.2)

 皆様こんにちは。今日の常識へようこそ。
え〜更新が遅れましたが、その間にマイ・(ビニール)ハウスがめでたく落成いたしました。連休中の本日(5/2)夕刻よりお隣と合同焼き肉を決行予定でして、すでに私の体の全器官は「外ビール」へ向けて着々と準備を進めております。その前にHPを更新しておいて、心おきなくビールを飲もうという腹づもりであります。ちょうどダンナが応募したキリンの「復刻ラガー」も届いたし。
 あ、焼き肉コーナーばかりではなく、もちろん畑も作りました。ミニトマトとシシトウとジャンボイチゴとトウガラシとアオジソとパセリを植えました。今後は小松菜とラディッシュとエダマメの種も蒔いて、手が回らなくなって畑が雑草だらけになりイヤになって結局ほったらかす予定です。チューリップももうすぐ咲きそうだし、ああ、春って本当にいいなあ。

 さて、今日の常識は、

「やせた〜い、でも飲みた〜い」

(常識・・・ですよね?)
という、うら若き女性から高脂血症で動脈硬化で糖尿のおっさんまで幅広い人々が常日頃切実に感じているであろうジレンマをとりあげてみましょう。

 酒類はどれも高カロリーですが、特にビールは食欲増進作用が著しく、また「炭火焼き鳥」とか「炭火焼き牛タン」とか「炭火焼き塩ホルモン」といった高カロリーの食べ物と相性が良いため、毎日好きなだけ飲んでいるとあっという間に腹部臀部を中心にとんでもないことになってしまいます。しかし風呂上がりのビールから始まる晩酌は一日のストレス解消効果が非常に高く、それだけを楽しみに毎日働いているおとうさんも多いはずです。また乳幼児という並外れたストレス源と一日中戦っている子育て中のおかあさんにも晩酌は欠かせません(ええ!欠かせません!)ね。しかし健康や体型も気になる。
という訳でここはひとつ、

「晩酌の楽しみはそのままに痩せる方法」

を追及してみましょうか。

 ここで私の体験をお話ししたいと思います。私はよくよそのおかあさんに「細い」 (嬉)とか「スリム」(大嬉)と言われ、「え〜?そんなことないわよう、太ってるのよう」と謙遜して「な〜に言ってんのよドカン」と背中を必要以上に強い力で叩かれたりしております。実は私は手足が細く、妊娠中は妹に「ハンプティ・ダンプティ」よばわりされたものですが、要するに人目につきやすい部分が細いという非常にお得な体型なのです。妹に「おねえちゃん、ズルい」とも言われました。
 しかし実際はベスト時158センチ53キロと全く、もう全然、全っっ然、スリムではなく、しかももともと大食らいの大酒飲みであるため、ちょっと欲望に忠実に飲み食いしているとすぐ体重が2、3キロ増えてしまいます。
 さらに私は普通の人より大脳皮質が薄いらしく、理性が本能に負けちゃうことなど日常茶飯事。結局ちょっと太っちゃ〜、戻し〜、またちょっと太っちゃ〜、あわてて戻し〜、を繰り返す「万年ダイエットおばさん」なわけです。
そういう訳で当然ダイエットのノウハウは数えきれないほど持っております。
今もダイエット中です。1週間で2キロ痩せました。もちろん晩酌はやめていません。
そのあたりの「企業秘密」をお話ししたいと思いますが、ちょっと長くなったので次回に。
それまでにまた2キロ太っていることでしょう。それでは。


第14回(99.5.11)

 皆様こんにちは。「ダイエッター」のあつよです。今日コ!+A8タ J@ !度HフTETC2I$ェェェェェe杢q躾} H繿"ヲイ嗣uECbサN オア(Y 0ヘヘト gtフX儁ゥBVオ,qヨオロマm岬・e$ムFメoWュネ[l43"レ8眼Gた」:゚8、fツリ]ァiレヨ゚姿=害W&&C%Nk5ャ淋、y0ホ耳吸梼>Sテ5ュiNリq\V゙ユFモニ*!ヨイサ7hロ槊チヤ>ddmD!莚ャワカ fツF/吋雲 ォI%俎9ア [「6$s閃P3@縞 Vチォ森犖是)&ミオョ啌ヌモu夊4#ミW匕KL6ク**dカロ伏vィdu唖HフTETC2I$ェェェェェ]ヲ嬶_¶煕「8莨・゙ェツK u3ムケ$R[uツノ%ュ驪、マb芝*ルョル$富ゥ梦砥l祖,A瓰!=Y3Jハuトコヒjn.モ=フbゥM3トミスZヲーヘI,ス紡"ヲqVF-+Hタ壮Tヨカョス絖ュヒ2q 「YvQdk5ェb徠ョノ゙&F7哦qY!Vラ?z鶤テ44#粟友褓Uレヌ5ハyf')ヲfnァ剔# a6 [寫唸ョ2,S鬧們ヨコロ溢a,ィャoS J疥Zヌ: Sカフメ ┼シゥカJk6ロイKHフTETC2I$ェェェェェeuラa黙au嗽リ(蛯Y・)メiu]贔mZヨワ6rヲ奢ア;Zュ,娃 ニロ豬ュl メ+1ヨ6aYc2杜キヘk`ヨ〓ェョ J゙Rトナ-O'詳ヨカュヒ;oyc5Vhf"5ゥヲ4麒「6ユ戟5カフ茜u#R>m个ウNb鼠rov]損ヌ「IщさVフ/%Xハ$ゥ9-#LsムV4*ロユョO穆E4レ%&Sォオュsa*o{碗NJ紊コネ壁o迭5S疸VワネN瞎メ[3I咄ヲ2 rHZoT)」2 ヲCNュ`キHフTETC2I$ェェェェェ]uユYUユY嗽ラ`「夏隧ヌgsカ〃エ等テX*ハm,ホ1ノs[-カ;8レ