思春期


12歳の娘の場合

「おかあさん、赤ちゃん生むときって痛いの?」
「そうねえ、やっぱり痛いわね。」
「そうかあ、そうだよね。だって赤ちゃんが生まれるところって、生理になるところでしょう?」
「そうよ」
「どうしてあんな大きいものが出てこられるのかなあ」
「そういうしくみになってるのよ。考えてみると不思議よねえ」
「赤ちゃん生むの、やだなあ」
「そう?じゃべつに生まなくたっていいのよ」
「でも、もしできちゃったら、おろすのもかわいそうだよね」

母、硬直


解説

もうこの年になると波風は立たなくなります。女の子は生理もあるし、ブラジャーもしています。生殖のしくみも正しく知っています。余計なことまで知っています。そして、まだまだおしゃべりな時期であるため、親としては口にしてほしくないことまで無邪気に話したりします。8歳児とはまた違った意味でこわいと言えるでしょう。こういう時に硬直しないですむよう、心構えが必要です。


14歳の息子の場合

「おい、おれの部屋にはいっただろ!」
「そうじしたのよ、だってあんまり汚いから」
勝手に入るなって言ったろ?まったく!」
息子、部屋の戸を乱暴にしめる


解説

敵はエロ本、コンドーム、テレクラのチラシなどを部屋に隠し持っています。 しかし、すぐさま不純異性交遊を意味するものではありません。 問いただしたりするのは逆効果でしょう。だまって息子さんの様子を観察しましょう。

補足:現役中学生男子より、「エッチビデオが抜けている」とのご指摘をいただきました。 ここに追加させていただきます。ちなみに彼は「エッチCD、エッチFD」もお持ちだそうです。

次のシナリオへ 

トップページへ戻る