さくらレデースクリニック

HOME
診療時間
案内図
各種情報
Link
さくらレデースクリニックは最新鋭の体外受精、顕微受精、凍結の設備を備えた、産婦人科医院です
お気軽にご相談ください。

ブックス ダイエット
 体重を減らすダイエットはいま花盛りで、飲むだけでやせるお茶、塗ればそこだけ痩せる軟膏すらあり、ダイエットも朝、昼食べて夜食べないとか、栄養補助食品をとり低カロリーに持ち込むとか夜、寝る前には食べないとか、ご飯、パンは食べない、アロマテラピーまでさまざまあります。
 私はブックス ダイエットをお勧めします。ストレスによる肥満によく効きます。一番の特徴は脳疲労という概念です。九州大学の藤野先生が提唱しています。生活習慣病はなぜ起きるのか、これに対して彼はさまざまなストレスにより脳疲労が引き起こされ、五感の異常がおき、特に味覚の異常がおき、摂食中枢が興奮し過食となり、肥満が誘発されて、高血圧、糖尿病、高脂血症を引き起こす。という説です。

 具体的には肥満があるからということで自己流のダイエットをすると元気がなくなり、皴やたるみがきてダイエットが終わるとものすごく食べたくなり、リバウンドします。下手をすると元の体重以上になりかねません。一度失敗するとなかなか、もう一度という気にもなれません。脳はストレスを受けています。こうしなければならない、こうあるべきだ、と社会性を重んじる大脳が自然の体を維持する脳とぶつかりあいます。すると間脳にある摂食中枢が刺激され、味覚がおかしくなり、油こいものが好きになります。味もよくわかりません。また、いらいらするのでお腹がすいていないのに安心するため食べます。太り始めると、がつがつ食べないとおちつかなくなります。過食と低血糖の飢餓感を繰り返し、いつもなにかを食べていないとおちつきません。肥満になると肩がこり、頭痛がして、血圧も高くなり、糖尿病にもなりやすくなります。血液もサラサラでなくなります。そのうちに血管が詰まってしまいます。悪い流れの初めのほうにある脳疲労をとるために脳に快をあたえます。

 一番よいのは食べ物で満足感あたえるのがよく、心からおいしいと思えるように、かつ疲れた脳を改善するように工夫しなければなりません。一日一回満足できる食事をします。そのほかは黒砂糖をとり、飢餓的空腹感をいやします。栄養補助食品でビタミンB群をとり、十分脂肪を燃やせるよう、かつ炭水化物を燃やし脂肪に変わらないようにする。水を十分に取り脂肪の分解産物を尿に流せるようにします。カルシウムに代表されるミネラルを取り、情緒を安定させ脳疲労をおこさせません。発酵食品で腸に空腹感を感じさせず、また負担もかけません。食物繊維は腸の蠕動を助け、脂肪の吸収をおさえ、善玉菌のプラットホームの役目もします。これらを巧みに使い脳にはストレスは去り、体に非常の備蓄である脂肪を貯めなくてよいのだと思わせます。むしろ厚い脂肪のコートは脱いでもよいですよ、とブックスダイエット全体では低カロリー食なのに思わせます。

 しだいに五感が正常になり、心が澄んできます。ブックスダイエットはリバウンドがないか、あっても小さくすみます。本人の情緒が安定し自分をコントロールできるようになっているからです。脂肪のみとれるのも肥満の成り立ちを解き明かし、それを巧みに脂肪とりに利用しているからです。うまくいかない時には、まわりの環境が変化するまで薬で脳を助けます。ブックスダイエットは肥満だけでなく脳を正常にします。(さくら)

line
line
line
婦人科電話相談(女性専用)実施中
相談は無料です。
電話 011-695-8119
受付日 毎週 月、火、水、金のみ
受付時間 10:00-12:00
15:00-17:00
15分以内にお願いします。
場合によっては、予約になることもあります。
line
line
line
さくらレディース クリニック
さ く ら レディース クリニック
札幌市手稲区富丘2条7丁目6-2
TEL 011-695-8118 FAX 011-695-8119
All Rights Reserved, Copyright(C) 2000-2005, SAKURA Lady's Clinic