中川町森の学校２０２３夏「第十九次中川町恐竜発見調査」

　アンモナイトとクビナガリュウなどの化石のマチとして，さらに日本初のテリジノサウルス類のツメ化石が見つかった中川町で，３年ぶりとなる森の学校2023夏「第十九次中川町恐竜化石発見調査」を行います．前回まで，ウミガメの骨，サメの歯や海生ハ虫類の歯が複数発見されたものの，恐竜は発見されていません．

　中川町森の学校2014夏「第十三次中川町恐竜発見調査」で発見されたウミガメと推定される骨化石
左写真；発見時、右写真；一次クリーニング終了時

※森の学校2017夏「第十六次中川町恐竜発見調査」でも、約8300万年前の地層から骨化石が発見されました.これもウミガメと推定されています。

　町内に広がる中生代白亜紀の地層から，さらなる「恐竜」の発見を目指して調査を行います．読図や化石クリーニングなどの化石研究に必要な手法を学ぶ実習や講義を行います．
　本物の自然と向き合いながら，地質調査や化石研究の実践を学び，「発見のよろこび」から「探求するよろこび」を体験します．
　どっぷり化石と向き合える３日間です．
　まだ中川町の大地に眠る「恐竜たち」をみなさんの手で目覚めさせてください．

■日　　　程　　　2023年７月２７日（木）～２９日（土）；2泊3日

■対　　　象　　　小学4年生～高校生　
　　　　　　　　　調査をサポートしてくれる大学生・大人

■定　　　員　　　高校生以下１５名程度　　大人若干名

■内　　　容　　　

中川町域の恐竜時代（中生代白亜紀）の地層を調査し，恐竜化石の発見を目指します．恐竜発見に必要な地質学的および古生物学的な知識・研究方法を学びます．

■受　講　料　　　高校生以下　　15,000円　大学生・一般　18,000円

募集締め切り　　募集締め切りました

　　　　　※定員に達してない場合は引続き定員まで募集します．
　　　　　※応募状況により早めに締め切る場合があります．
募集チラシダウンロード(準備中)

お問い合わせ，お申し込み先：

電子メールおよびFAXでお申し込みください．
中川町エコミュージアムセンター　〒098-2626 北海道中川郡中川町字安川28番地9
電話：01656-8-5133 (代表)、FAX:01656-8-5134，
E-mail：kubinaga @ hokkai.or.jp
※休館日（月曜日，月曜が祝日の場合はその翌日）は電話でのお問い合わせはできません．
※電子メールでお申し込みの方は件名に「森の学校2023夏参加申し込み」としてください．
※メールでお申し込み後，１週間経っても，返信が無い場合は，お問い合わせください．
※受講が決まりましたら受講料の振込等について追ってご連絡いたします．

 
日程（予定）；天候等の状況によって変更となる場合があります．

※天塩中川駅，佐久駅まで行き帰りともに送迎いたします．

■JRの時刻（変更になる場合もありますので，事前にご確認ください）
札幌・旭川方面より
・特急宗谷　札幌発07:30発----->旭川08:58発----->天塩中川11:13着
稚内方面より
・普通　稚内10:27発----->天塩中川12:34着

＜持ち物＞
野外活動用として、帽子／軍手／長袖／長ズボン／足首が隠れる靴下／タオル／虫除けスプレーを２日分（初日３時間程度，２日目６時間程度、山や沢での活動になります。必ず汚れます。洗濯機はありません）
・野外活動用として濡れたり汚れても良い靴（短靴など。長靴不可（長靴でも濡れます）、サンダル／クロックスなど足を隠す部分が少ないものも不可）
・採集した化石を入れるための新聞紙とレジ袋
・野外活動で使用するリュックサック
・水筒（リュックに入るコンパクトなもの500mlペット可）
・雨具（上着用とズボン用）
・館内移動用の上靴
・筆記用具・健康保険証
・着替え（野外活動とは別の衣服２泊３日分）
・医薬品(各自必要に応じて。飲み方等に指導がある場合は事前調査書に記入願います)
・洗面及び入浴道具（シャンプー・ボディーソープはあります）
・その他各自宿泊等に必要なもの
 
 
※ハンマーなどの調査道具は当日お貸しします．
※携帯ゲーム機やカードゲーム等の遊具は必要ありませんので、お持ちにならないでください。
 
＜館内設備＞
 
公衆電話（携帯電話はdocomo、au、softbank通じますが、館内の一部では電波状況に難あり）／ミュージアムショップ（菓子／軽食は扱っていません）／洗面所／浴場（男女別／シャンプーとボディーソープあり）
※飲み物の自動販売機はありません。フィールドに行く前には、麦茶を用意しますので、各自水筒に入れて持っていきます。

森学2013夏「第十二次中川町恐竜発見調査」で発見された脊椎動物化石（サメの歯）